偽「エルメス」財布販売容疑など、2人逮捕 山口県警
偽の「エルメス」長財布を販売したとして、山口県岩国市の無職男(38)が19日、商標法違反の疑いで逮捕されました。
山口県警岩国署によりますと、男は去年6月頃、当時40代の男性に対し、偽の「エルメス」長財布1点を3万円で販売した疑いが持たれています。
購入した被害男性から相談を受けた警察が逮捕したもので、調べに対し、男は「弁護士と話をするまでは話をしたくない」と認否を保留しているということです。
また山口県警は同日、柳井市に住む指定暴力団七代目合田一家傘下組織の幹部の男(51)を同じく商標法違反の疑いで逮捕しました。
男は去年10月頃、当時40代の男性に対し、東京都港区に住む人が商標権の設定登録をしている「サングラスをかけた動物の絵柄」に類似する偽の長袖Tシャツを1万円で販売した疑いが持たれています。
男は「よく覚えていない」と容疑を否認しています。
警察は余罪の有無のほか、2人の容疑者の関係性などを捜査しています。