山口県警の50代男性警部補 不同意わいせつの疑いで書類送検 「好意を持ってくれていると勘違いした」
山口県内の警察署に勤務する50代の男性警部補が、知人女性に対し同意なく体を触るなどしたとして書類送検されました。
男性警部補は停職6か月の懲戒処分を受け、依願退職しています。
不同意わいせつの疑いで14日に書類送検されたのは、山口県内の警察署に勤務する50代の男性警部補です。
県警監察官室によりますと男性警部補は去年11月、知人女性と食事をした際に店舗や路上などで女性の同意なく体をつかみ押さえつけたり、服の上から体を触ったりした疑いがもたれています。
その後、被害女性の知人から警察に情報提供があり事件が発覚。
男性警部補は容疑を認めていて、「好意を持ってくれていると勘違いした。最低なことをしてしまった」などと供述しているということです。
県警は男性警部補に逃走や証拠隠滅の恐れがないことから逮捕せず、書類送検としたとしています。
また、男性警部補は2021年から去年11月まで他の知人女性と不適切な異性交際も行っていたということです。
これらを踏まえて県警は14日付けで男性警部補を停職6か月の懲戒処分としていて、男性警部補はその後、依願退職しています。