被災地の商品を仕入れ販売…センザキッチンが売り上げの一部を贈る
長門市の道の駅「センザキッチン」では能登半島地震で客が激減した店舗の代わりに石川県の商品を販売するフェアを行っています。
きょうは、その売り上げの一部などを長門市に贈りました。
長門市役所で行われた贈呈式では道の駅「センザキッチン」の村田大助駅長が長門市の伊藤和久健康福祉部長に義援金15万円を手渡しました。
道の駅「センザキッチン」では能登半島地震により客が激減している羽咋市の道の駅「のと千里浜」を支援しようと「のと千里浜」から商品を仕入れ先月(2月)4日から販売しています。
販売しているのは能登のお祭りを小麦せんべいにデザインした「能登キリコ祭り」や能登のイノシシ=「のとしし」を使ったレトルトカレーなど10種類です。
今回、その売り上げの一部と道の駅内に設置している募金箱で募った寄付金をあわせて義援金として贈ったものです。
(村田大助駅長)
「お客様の反応、支援が多いことからもうしばらくは続けていこうと考えている。被災された皆様がご苦労されていることを見るとぜひ、その方々のご支援につながるよう使っていただければと思っている」
能登半島地震からまもなく3ヶ月が経ちますが地元の道の駅では、商品の仕入れに苦労しているということで客足も、まだ戻っていないということです。
義援金は日本赤十字社を通じて被災地に贈られることになっています。