マラソン・道下美里選手 パリパラリンピック銅メダルを村岡知事に報告
下関市出身でパリパラリンピックのマラソン女子・視覚障害のクラスで銅メダルを獲得した道下美里選手が1日、村岡知事にメダル獲得を報告しました。
午後、県庁を訪れた道下美里選手。
多くの職員たちに拍手で迎えられ、その後、村岡知事にメダル獲得を報告しました。
(道下美里選手)「正直いろんな気持ちがあって、複雑な心境ではあったんですけれども。帰国してみなさんが出迎えてくださって、おめでとうという言葉をかけていただいて、やっぱりメダルを持って帰ってきて本当によかったなと心から思っています。」
パリパラリンピックのマラソン女子・視覚障害のクラスに出場した道下選手。
序盤からアップダウンの激しいコース…。石畳で足への負担も心配される中、ガイドランナーの厚いサポートで走りぬくことができたと振り返りました。
(道下美里選手)「コースをすごくわかっていて、ここから何メートルくらい上り続くからねとか具体的に伝えてくれたので。」
厳しいコースに苦戦しながら4番目にゴールしましたが、3番目でゴールした選手が失格となり繰り上げで3位に。
リオで銀、東京では金、3大会連続のメダル獲得です。
県からは県スポーツ特別褒章も贈られました。
(村岡知事)「これからもぜひ頑張ってください。またぜひガイドランナーも手伝わさせていただいて。」
(道下美里選手)「走ることを通して県民の皆さんから元気や勇気をたくさん頂いているので、私も恩返しできるような走りをこれからもしていきたいと思います。」
道下選手は11月の下関海響マラソンにゲストランナーとして参加する予定です。