【速報】ついに決勝へ!デフサッカーW杯男子日本代表延長戦の末エジプト破る
【第4回ろう者サッカー世界選手権大会 準決勝:日本4-1エジプト】
9月23日にマレーシアで開幕した第4回ろう者サッカー世界選手権大会。
決勝トーナメントで快進撃を見せる男子日本代表はきょう準決勝でエジプトと対戦しました。(1回戦:2-0スイス準々決勝:1-0フランス)
FCバレイン下関に所属する湯野琉世選手は2ボランチの一角。
西大輔選手はベンチスタートとなりました。
試合が動いたのは前半36分。
エジプトにやや距離のあるフリーキックを与えると相手のシュートが日本の選手に当たりそのままゴールへ。
やや不運な形で失点します。
それでも日本は後半19分。
ゴール左からのフリーキックを湯野選手が直接決め同点に追いつきます。
後半アディショナルタイムにはゴール中央のフリーキックから再び湯野選手が直接ゴールを狙いますが相手キーパーにセーブされ試合は延長戦にもつれ込みます。
延長前半8分、リードを奪ったのは日本でした。
10番・岡田拓也選手が左コーナーキックをショートコーナーでリスタート。
リターンパスを受けると中に切れ込んで右足を振り抜き貴重な勝ち越しゴールを奪います。
さらに延長前半アディショナルタイム。
中央で高く上がったボールを岡田選手がワンタッチで9番・名村昌矩選手へパス。
ドリブルで持ち上がった名村選手からゴール前で再びパスを受けた岡田選手が冷静にゴール右に流し込みリードを2点に広げます。
延長後半3分には決定機を阻止したとして相手キーパーが退場。
試合を優位に進めると終了間際にも岡田選手がゴールを奪い4対1でエジプトを破りました。
日本は悲願の初優勝をかけて4日の午後9時30分(日本時間)から行われるセネガルとウクライナの勝者と7日午後5時30分から対戦します。