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「代行運転利用する金惜しみ」…飲酒後運転 ひき逃げ死亡事故起こした男の初公判

2025年1月24日 19:43
「代行運転利用する金惜しみ」…飲酒後運転 ひき逃げ死亡事故起こした男の初公判

2024年11月、山口市でひき逃げ死亡事故を起こした男の初公判が、きょう山口地裁で開かれ、男は起訴内容を認めました。検察は「男は事故を起こす1時間ほど前まで友人たちと酒を飲んでいた」と指摘しました。

過失運転致死アルコール等影響発覚免脱などの罪に問われているのは、山口市黒川の飲食店経営・虎谷聡被告45歳です。

起訴内容などによりますと虎谷被告は去年11月、酒を飲んだ状態で乗用車を運転し、山口市穂積町の市道で車いすに乗っていた73歳の男性をはね死亡させた上、飲酒運転の発覚を免れるため現場から逃走したなどとされています。

山口地裁で開かれた初公判で、虎谷被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。

冒頭陳述で検察側は「虎谷被告は自らが経営する居酒屋で事故を起こす1時間ほど前まで友人たちと2時間近くにわたりビールや焼酎などの酒を飲んでいた」とし、「その後、代行運転を利用する金を惜しみ、乗用車を運転し事故を起こした」と指摘しました。

次回の公判は3月4日に開かれます。

最終更新日:2025年1月24日 19:43