建築費の高騰などで… 下松市の笠戸島ハイツ跡地のリゾートホテル計画が白紙に
下松市の高山石油ガスが、2019年に閉館した笠戸島ハイツの跡地に計画していたリゾートホテルの建設が、建設費の高騰などを理由に困難になったとして、計画は白紙となりました。
老朽化などを理由に2019年に閉館し、去年、解体された下松市の笠戸島ハイツ。
土地を所有する市は去年(2023年)12月、高山石油ガスと基本協定を結び跡地活用事業を進めてきました。
高山石油ガスはおよそ1万4700平方メートルの跡地に、商業エリアを併設するリゾートホテル建設を計画。
13億円の総事業費を想定していましたが、建設費の高騰により計画の確定および実施が困難になったとしています。
市は高山石油ガスからの申し出を受け、きのう(9日)基本協定を解除しました。
(下松市 国井市長)「下松の発展のために地元の事業者が計画をされ、なんとか実現したいと思いは十分伝わってきていたので残念としか言いようがない。」
下松市では、今後改めて笠戸島ハイツ跡地の活用方法を検討してくということです。
最終更新日:2024年12月10日 20:20