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ペルーから山口へ!「海外技術研修員」制度で来日 アビガイルさんが研修スタート

2023年9月26日 17:00
ペルーから山口へ!「海外技術研修員」制度で来日 アビガイルさんが研修スタート
アビガイルさんが研修スタート

 山口県とゆかりのある中南米地域の若者を県内の企業などに受け入れる制度を利用してペルーから来日した女性が25日、光市で研修をスタートさせました。

 研修をはじめたのはペルー出身のシルベストレ・アビガイルさんです。

 光市に本社をおく、建設会社=巽設計コンサルタントで、これからおよそ半年間、建築についての研修をうけます。

(アビガイルさん)
「日本語がまだまだですが、来年の2月まで一生懸命勉強し私のこれからの人生に活かしたいと思います。」

 アビガイルさんは県関係者の寄付で1998年に開校したペルー山口学校の卒業生です。

 首席で卒業した生徒を海外技術研修員として受け入れる県の制度を利用して先月、来日しました。

 巽設計コンサルタントでペルーからの海外技術研究員を受け入れるのは去年に続き2回目。母方の祖父が出稼ぎで単身ペルーに渡り、現地で生涯を閉じたという光井社長が、ペルーとの縁を大切にしたいとアビガイルさんを受け入れました。

(光井社長)
「やはり文化を持って帰ってほしいと思います。仕事ももちろんですけれど、日本のいいところ山口県のいいところをペルーに持って帰ってPRしていただきたいと思っています。」

 アビガイルさんは造園やインテリアに興味があるそうで、これから建設の基礎を学んだり実際に設計を行ったりするということです。

 そんなアビガイルさんに山口県でやってみたいことを聞きました。

(アビガイルさん)
「有名な美術館に行きたい私はアートが好き。」

 アビガイルさんは来年2月まで研修を受けることになっています。