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懐かしの“瀬戸内色”が8年4ヶ月ぶりに復活へ!山陽線の主力車両115系3000番台電車の塗装作業 鉄道の日から運転開始

2023年9月26日 16:05
懐かしの“瀬戸内色”が8年4ヶ月ぶりに復活へ!山陽線の主力車両115系3000番台電車の塗装作業 鉄道の日から運転開始
懐かしの“瀬戸内色”が復活へ

 リバイバル列車として、山陽線に懐かしい色が帰ってきます。JR西日本の下関総合車両所で25日、塗装作業が行われました。

(高橋良キャスター)
「JR幡生駅の近くにある下関総合車両所。こちら塗装ブースです。今回、瀬戸内色になります115系。先頭車両は、ライト、窓などが隠されています。クリーム1号の塗料がもう塗ってありまして、この後、青い帯を入れていきます」

 県内を走る山陽線の主力車両、115系電車が懐かしい塗装をまとっていきます。 

 瀬戸内色と呼ばれるカラーリングで、クリーム色は砂浜を青のラインは瀬戸内の海を表現しています。この塗装は、国鉄時代の1982年から山口・広島地区の山陽線で30年以上見られましたが、2015年5月を最後に姿を消し、その後、黄色一色の塗装となっていました。

 今回、およそ8年4ヶ月ぶりに復活した瀬戸内色。JR西日本が実施している「懐鉄シリーズ」の一環として、4両・1編成が塗り替えられました。

(高橋良)
「先頭車 瀬戸内色となっていま塗装ブースから出てきました。この色を見ると山陽本線だな懐かしいなと思う方も多いかもしれません。 素敵なカラーリングです」

 車両の老朽化が進み、新型車両への置き換えも進む中、往年の塗装をまとった115系電車が県内の山陽線に帰ってきます。

 一番列車は来月14日(土)、下関9時30分発、岩国行き。鉄道の日に運転を始める予定です。

 JR西日本では、その後、下関~岩国間の普通列車を中心に運行するとしています。