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【山口天気 夕刊11/24】週末も年末並みの寒さ 秋の陽気は戻らないまま12月へ突入へ

2023年11月24日 19:40
【山口天気 夕刊11/24】週末も年末並みの寒さ 秋の陽気は戻らないまま12月へ突入へ

昨夜前線が通過した後、日本海には、寒気の流れ込みに伴う筋状の雲が並んできました。冬型の気圧配置が強まってきています。県内では雲の隙間は多いですが、冷たい北風が強まりました。きょう24日(金)の気温変化は右肩下がりで、朝の時間よりも時間とともに寒さが増してきています。


あす25日(土)にかけては、等圧線の間隔はやや広がって、西から冬型の気圧配置は緩み始める予想ですが、空気が冷たい状態が続きます。あさって26日(日)にかけては大陸からの高気圧に覆われて、穏やかな空模様となりますが、その分、夜の間の放射冷却による底冷えが一段と強まる見込みです。

週末の予想気温をご覧下さい。あす25日(土)にかけても師走の寒さが続きます。最高気温は各地10度ちょっとまでしか上がらない予想で、日ざしに暖かさはなさそうです。引き続き冬の装いが必要です。そして、あさって26日(日)の朝にかけては冷え込みが強まる見込みです。山間部の徳佐では最低気温氷点下3度の予想。山口市の最低気温は0度予想。今シーズン初めて、山口で冬日となるかもしれません。あさって26日(日)の日中は、最高気温は15度に届く所が多くなる見込みで、昼間の寒さは少し和らぎそうです。

そして来週にかけても、度々寒気が流れ込んでくる予想です。
27日(月)は寒さが緩みかけますが、日本付近を前線が通過した後、冬型の気圧配置へ変わる見込みで、寒気が流れ込みやすい状況がしばらくの間続きそうです。最高気温は28日(火)以降は、10度台前半の日が続いていく見込みで、冬の到来を実感する寒さで、カレンダーは12月へ突入していきそうです。

今年の冬は、暖冬予想ではありますが、12月半ばにかけては、気温が低い日が多くなりそうです。もう秋の陽気は戻ってこないことを意識して、体調管理などにお気を付けください。

県内の詳しい天気の予報です。
あす25日(土)はきょう24日(金)よりは風は落ち着いて、瀬戸内側ほど晴れる時間が長くなるでしょう。日本海側や山間部でははじめやや低い雲が目立つ予想ですが、大きく天気が崩れることはない見込みです。

あさって26日(日)は明け方頃にかけては山間部では雪がちらつく所があるかもしれません。
降ってもー雪が積もる所はほとんどなさそうですが、朝の時間の峠道の車の運転は路面凍結にご注意下さい。日中は各地で穏やかに晴れる予想です。

週明け27日(月)は低気圧から伸びる前線が通過する予想で、県内は所々でにわか雨がありそうです。
前線が通過した後は寒気が流れ込みやすい状況がしばらく続く見込みで、やや雲が広がりやすい日が多くなりそうです。

(KRY山口放送 気象予報士 中原)