こうした中、最上川が氾濫し、半数以上の船が流される被害を受けた戸沢村の「舟下り」が1日、営業を再開しました。現場から中継です。

私はいま、戸沢村古口にある「最上川舟下り」の船着き場に来ています。

記録的な大雨から1週間が経ちましたが、最上川の水は普段よりも濁っています。

増水した川は階段の上から3段目のあたり、高さおよそ11メートルまで達したということです。船も多く流されましたが利用客などから再開を望む声が多く寄せられ、1日から営業を再開しました。

さきほど午前11時ごろ、再開後初めての便が出発しました。県外などから訪れた12人の観光客が船に乗り込みました。

船の運営会社によりますと最上川の氾濫で付近に係留していた16隻のうち11隻が下流に流されましたが、残った5隻で営業を再開したということです。

1日はコースを変更するなどして全6便を運航し40人が利用する予定です。以上、中継でした。