国土交通省が最上川堤防調査委員会設置 決壊した現地を視察 原因や復旧方法を検討へ
国土交通省は、被害状況などを調べるため最上川堤防調査委員会を設置しました。31日午後、調査メンバーらが最上川の堤防が決壊した戸沢村蔵岡地区に入り、現地を調査しました。
今回の大雨により、最上川などで堤防が決壊し、県内各地で河川の氾濫が相次ぎました。
記者リポート「時刻は午後2時半をまわったところです。国交省のメンバーらが欠損した堤防などを視察しています」
国土交通省や県などの担当者で構成された調査委員会のメンバーが、最上川の堤防が決壊した戸沢村蔵岡地区などを訪れ調査を行いました。
「ハイウォーターを越えていたのは8時間ほど」
委員会のメンバーらは決壊した現場に近寄って写真を撮影するなどし、被害箇所の確認を行っていました。
最上川堤防調査委員会東北大学・風間聡教授「基本的には現状復旧が先。 そのあとは流域全体を見ながら、ここだけ補強すればいいのか、計画を変えなきゃいけないのか。相談しながら決めたい」
この後、メンバーらは新庄市に場所を移し、決壊に至った原因や復旧方法について意見交換を行い、今後の対応について検討します。