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り災証明書の発行に向け酒田市で現地調査始まる 担当者「想定していたよりかなり深刻」

2024年7月31日 17:10
り災証明書の発行に向け酒田市で現地調査始まる 担当者「想定していたよりかなり深刻」

大雨によって広い範囲で住宅の倒壊や浸水など甚大な被害が発生した山形県酒田市で、公的な支援を受ける際に必要となるり災証明書の発行に向けた現地調査が始まりました。

酒田市は30日から今回の大雨による浸水や倒壊被害が発生したとみられる地区を回り被害の状況を調査しています。

記者リポート「酒田市大沢地区です。市職員によって被害を受けた家屋の調査が行われている」

市の職員3人が氾濫した川の土砂や木が住宅地に流れ込んだ下青沢地区に入り調査を行いました。

職員と住民「一番、水が来たのはどこ?」「家の中はここかな」「ここガラスが割れた。丸太で。そこから水が入っちゃったので」「このラインくらいかな」「そうですね」

住宅の壁に残った泥の跡をもとにどのくらいの浸水があったのかを調べ、写真を撮っていきました。午前中は住宅5棟を調査し、り災証明書の発行に必要な被害の状況を確認しました。

酒田市役所税務課の担当者「想定していたよりもかなり深刻という所感。被害が甚大だと報告された地域を中心として市としても計画的になるべく迅速にり災照明の発行を終えることができるように調査を進めていきたいと考えている」

酒田市は1か月を目途に調査を完了する方針で、今後、ほかの市町村への調査応援の依頼も検討しているということです。この日の調査では、地区の住民から住宅以外にも浄化槽の被害が出ているといった声が上がり、市では早期の復旧に向け調整を進めていく方針です。

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