吉川広家の銅像建設に岩国市議会議員5人が寄付 「法に抵触する可能性が…」指摘受け返金
今月4日に除幕された初代岩国藩主・吉川広家の銅像の建設費に、岩国市議会議員5人が寄付をしていたことがわかりました。
公職選挙法で禁じられている選挙区内での寄付行為に当たる可能性があります。
初代岩国藩主・吉川広家の銅像は有志の市民らで作る期成同盟会がおよそ3000万円の寄付を募って建設し、今月4日、岩国市の吉香公園で除幕されました。
関係者によりますと、この建設費に岩国市議会議員5人がそれぞれ2000円から10万円を寄付していたということです。
寄付額の合計は31万2000円で、外部から指摘を受け、14日返金を受けています。
公職選挙法では政治家の選挙区内での寄付行為は禁じられていて、岩国市選挙管理委員会は「法に抵触する可能性がある」としています。