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【山口天気 夕刊12/1】寒さの底は徐々に過ぎていく週末…来週にかけて寒波の気配はないが 激しい体感温度の変化に注意

2023年12月1日 17:56
【山口天気 夕刊12/1】寒さの底は徐々に過ぎていく週末…来週にかけて寒波の気配はないが 激しい体感温度の変化に注意

師走初日のきょう1日(金)は、一気に冬本番の寒さに…最高気温は10度未満となった所が多く、平年を5度前後も下回り、いきなり冬ど真ん中…1月並みの寒さとなった所が多くなりました。
また、強い寒気の流れ込みにより、冬特有の鉛色の雲が広がった所が多く、一部で時雨模様の気まぐれなにわか雨・標高が高い場所では弱い雪もありました。

強い寒気を送り込んでいる、冬型気圧配置は、あす2日(土)にかけては西から緩み始める予想です。

時雨模様の天気は今夜のうちにおさまり、冷たい季節風も落ち着いてきて、あす2日(土)の山口県は、日中は日ざし十分の空模様となってくるでしょう。
冷たい空気はすぐには抜けないため、朝の冷え込みは少々厳しく、今シーズン一番の寒さとなる所もありそうですが、日中の気温は広く2桁に…まだ師走らしい寒さではあるものの、昼間は少しだけホッとできる時間もある見込みです。

3日(日)は、北日本を通過する低気圧や気圧の谷が、少し西日本にも影響してくる可能性があり、未明~朝は雲が広がりやすく、日本海側ほど、わずかに雨がパラつく可能性があります。
しかし日中はだんだん雲の隙間が広がり、日ざしが届くとともに、土曜日より、もう少し寒さは和らいできそうです。

来週は小刻みに気圧の谷が通過することで、晴れたり天気がぐずついたり…を1~2日周期で繰り返す天気変化となりそうです。
強い寒波がやってくる気配はなく、晴れると日ざしの心地良さを感じることもありますが、天気がぐずつくと気温上昇が鈍く、油断すると体調を崩してしまう肌寒さとなることもあるなど、体感温度は日によって激しく変化する、とみられます。

日々の天気や気温変化に気をつけていきながら、何かと忙しい師走を「健康第一」で過ごすように心がけましょう。

(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)