母親に熱湯をかけて殺害したとして逮捕・送検された息子 山口地検が不起訴処分に
資料:山口地方検察庁
母親に熱湯をかけてやけどさせ殺害したとして逮捕・送検されていた60代の息子について、山口地方検察庁は不起訴処分とし、適切な医療措置を求める申し立てを山口地裁に行いました。
不起訴処分となったのは、宇部市の60代の男性です。
男性はことし8月、自宅で同居していた当時85歳の母親の体に熱湯をかけるなどし、やけどをおわせ殺害したとして、殺人の疑いで逮捕・送検されていました。
山口地方検察庁はおよそ2ヶ月間、男性の事件当時の精神状態を調べる鑑定留置を実施。
その後、鑑定留置の結果などを踏まえ、22日付けで男性を不起訴処分としました。
そのうえで、医療観察法に基き、適切な医療措置を求める申し立てを山口地方裁判所に行っています。