【山口天気 朝刊11/24】一気に年末頃の寒さへ…きょう24日(金)は冷たい季節風で夜は朝より冷え込む 週末も入念な寒さ対策継続を
昨夜、寒冷前線が本州を通過し、きょう24日(金)は次第に、等圧線が縦縞模様の冬型へと変わっていきます。雪雲が流れ込みやすいのは北陸から北のエリアが中心ですが、冷たい西~北寄りの季節風は全国的に強まっていき、山口県でも次第に風の冷たさが増していきそうです。
今朝は、まだ昨日23日(木・祝)の暖かな空気が残っている県内ですが、冷たい季節風が強まってくるにつれて、きょう24日(金)の日中はあまり気温が上がらず、さらに夜にかけては気温急降下で、朝よりグッと冷え込みが厳しくなっていきます。
この気温変化を踏まえて、朝のお出かけ時は寒さを感じなくても、コートやダウンなど防寒具は必ず用意をお願いします。
きょう24日(金)の山口県の空模様は、強い寒気に伴う雲が広がる所もありますが、瀬戸内側中心に晴れ間もまずまず十分ある見込み。
しかし、風が次第に強まり、海上は波も高くなりそうです。船舶や車の運転など十分注意が必要です。
また、夜にかけては山間部では一部、少しにわか雨、にわか雪の可能性もあります。
最高気温は、昨日より大幅に低めに止まります。夜にかけて、どんどん寒さが増すことを踏まえて、シッカリ厚着、そして風を通しにくい服装などを心がけていきましょう。
土曜日も、日本海側はやや雲多めですが、瀬戸内側ほど晴れ間十分。風は次第に落ち着きますが、年末頃の寒さは続きそうです。
日曜日は、朝の底冷えが一段と厳しくなりそうですが、昼間は徐々に寒さの底は過ぎていく、とみられます。
しかし来週も後半あたりで再び寒さが増すなど、この先、小刻みに寒気の南下を繰り返しながら、12月を迎えていきそうです。
冷たい季節風は木枯らしとなってしまいそうです。
この先は日に日に、葉っぱが落ちた木も目立つようになる、と思われ、紅葉は見納め間近。
まだ残る秋の彩りは、寒さ対策を入念に行った上で、急いで楽しんでいきましょう。
(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)