【山口天気 朝刊7/10】梅雨前線接近!一日降ったり止んだり あす11日(木)は朝にかけて警報級の大雨となるおそれ
●きょう10日(水)はこの先、夕方にかけて内陸を中心に降ったり止んだりの空模様で、夜には雷を伴って激しく降るところが出てくると見込んでいます。
●あす11日(木)の未明から前線による活発な雨雲が県内にかかりはじめ、朝にかけて非常に激しく降る時間も出てきそうです。
●おやすみの時間帯に雨は激しさを増すため、ハザードマップの確認や持ち出し品のチェックなど、今のうちから大雨への備えをしておきましょう。
●しばらく雨の日が続きますが、来週の後半からは夏の空が広がり始めると見込み。
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昨夜から梅雨前線による雨雲が、県内に接近してきました。
日付が変わったきょう10日(水)の未明から雨雲がかかりはじめ、広くにわか雨が降りました。
現在県内ではほとんど雨は止んでいますが、梅雨前線による非常に活発な雨雲は、日本海に広がっている状況です。
この先、梅雨前線は徐々に朝鮮半島付近から南下する予想で、きょう10日(水)の夜には対馬海峡まで進み、県内に接近する見込みです。
きょう10日(水)はこの先、夕方にかけて内陸を中心に降ったり止んだりの空模様で、夜には雷を伴って激しく降るところが出てくると見込んでいます。
あす11日(木)の未明から前線による活発な雨雲が県内にかかりはじめ、広く本降りの雨となりそうです。
南寄りのかなり湿った空気が流れ込み、前線の活動がさらに活発になる見込みで、あす11日(木)の朝にかけて非常に激しく降る時間も出てきそうです。
あす11日(木)の朝までに予想される雨の量は、多い所で100ミリ
あす11日(木)朝からあさってまでは、多い所で80ミリの予想です。
ハザードマップの確認や持ち出し品のチェックなど、今のうちから大雨への備えをしておきましょう。
日中の最高気温は各地30度前後。きのう9日(火)と比べると2~3度低くなるところが多いですが、湿度が高く蒸し暑くなるため、引き続き熱中症対策はしっかり行いましょう。
あす11日(木)は朝にかけて非常に激しい雨となり、警報級の大雨となるおそれがあります。
あさって12日(金)から来週にかけても、時折小康状態は挟みつつも、度々雨がまとまりやすく積み重なった雨により、災害の危険度の高い状態が続く心配もあります。
この雨を乗り越えた来週の後半からは、夏の空が広がり始めると見込んでいます。
熱中症情報です。雨は降りますが、きょう10日(水)も蒸し暑く「危険」ランクのところも出てくる見込みです。油断せず、水分補給をしっかり行ってください。
(KRY山口放送 気象予報士 秋山幸輝)