「ペル―で環境にやさしいインフラを整備したい」ペルーからの研修生ゴディネス・セレネさん
山口県の制度を活用し光市の会社で研修をしていたペルー国籍の女性がおよそ5カ月間の研修を終え、修了式が行われました。
光市の総合建設コンサルティング会社・巽設計コンサルタントで研修に励んできたのは南米・ペルー出身のゴディネス・セレネさん22歳です。
セレネさんは山口出身の男性の寄付で1998年にペルーに開校したペルー山口学校の卒業生で、去年8月に県の海外技術研修員受入制度を利用し来日。
9月から巽設計コンサルタントで土木建築ソフトを使った上下水道の敷設について学び、実際に下松市内の工業用水管の設計にも携わりました。
日本語も来日してから少しずつ上達していったそうです。
(セレネさん)「仕事に対する熱意のすばらしさを感じることができた。またいつかどこかでお会いできることを心から願っています。」
110年前に母方の祖父が移民としてペルーに渡ったという光井謙二社長。
少しでもペルーに恩返しがしたいと2年前から研修員を受け入れています。
(光井謙二社長)「まだまだペルーはインフラが日本よりも弱い。少しでも勉強になったことが発揮できるシーンが来るのを楽しみに待っています」
ペル―で環境にやさしいインフラを整備したいと話すセレネさん。
現地の大学で引き続き勉強を続けていくということです。