贈呈式では、北國銀行産業振興財団の理事長を務める杖村修司頭取が野々市市のベンチャー企業「ファーメランタ」に目録などを手渡しました。

ファーメランタは抗血栓薬などに使われる医薬成分の開発を進めていて現在、ブタの粘膜から製造されているものを微生物で作ることで安定供給に繋げる研究に取り組んでいます。こうした取り組みが評価され助成金が贈られました。

ファーメランタ・柊崎 庄吾 代表
「健康増進に寄与できるような原料の新しいサプライチェーンを作りたいと思っています」

北國銀行・杖村 修司 頭取
「課題解決のコンサルティングをさせていただく、それと銀行の通常の融資、そういうお手伝いが今後も継続してできればと」

財団では産業の発展を後押ししようと、このほか12の企業などに助成金を贈呈しています。