奥能登特産の原木しいたけ「のとてまり」 穴水町から初出荷 去年並みの出荷数に
奥能登特産の原木しいたけ「のとてまり」の初出荷が14日、石川・穴水町で行われました。
「のとてまり」は奥能登の原木しいたけ「のと115」のうち、「かさが8センチ以上」「肉厚3センチ以上」といった厳しい基準をクリアしたものです。
穴水町にあるJAの施設には、奥能登4市町の生産者がしいたけを持ち込み選別作業が行われました。
ことしは夏から秋にかけての記録的な高温と少雨の影響で生育の遅れが心配されましたが、のとてまりは3箱、のとてまりよりもさらに肉厚な「プレミアム」も1箱と去年並みの出荷数となりました。
12月下旬には出荷のピークを迎える見込みで今年度は3万8000本の出荷を計画しているということです。
奥能登原木しいたけ 活性化協議会樋下 義勝 会長「12月に幾日か高温な日がありましたけれども、生産者がこまめな散水、ビニールハウスの開け閉めによりまして適切な管理をしたおかげできょうの出荷日を迎えたということになります」
この日出荷された「のとてまり」は15日、金沢で初競りが行われます。