「復興につながるレシピを…」WASHOKUグランプリで能登の高校生が奮闘
全国の高校生が料理の腕前を競う「WASHОKUグランプリ」の決勝大会が、金沢市で開かれました。石川県からは七尾市の鵬学園高校のチームが出場しました。
この大会「全日本高校生WASHОKUグランプリ」は、次の世代を担う料理人の発掘や育成を目的に金沢市などが開いたもので、ことしで5回目となります。
決勝大会には全国48チームのうち書類審査を通過した6チームが出場。「出汁を使った和食」というテーマのもと、それぞれに工夫を凝らしたメニューを調理します。
石川から決勝大会に臨んだのは鵬学園高校の2人。
金沢の郷土料理「タイの唐蒸し」をアレンジした「イカの唐蒸し」や、能登でとれたサザエを使った「さざえめし」など、能登半島地震からの復興への願いを込めた創作料理6品を作りました。
金沢の郷土料理「タイの唐蒸し」をアレンジした「イカの唐蒸し」や、能登でとれたサザエを使った「さざえめし」など、能登半島地震からの復興への願いを込めた創作料理6品を作りました。
鵬学園高校・平野樹里さん:
「地震の影響でエントリーをあきらめてしまった子たちの分まで頑張ろうと思ってきました」
鵬学園高校・小西美月さん:
「縁起の良い食材を使った料理を作って復興につながるようにレシピを工夫して考えました」
審査の結果、鵬学園のチームは審査員特別賞を受賞しました。