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奥能登豪雨 輪島市門前町では地元の野球部員らが土砂撤のボランティア

2024年9月29日 19:30
奥能登豪雨 輪島市門前町では地元の野球部員らが土砂撤のボランティア

輪島市で浸水被害のあった仮設住宅では、片付けが進む一方で乾いた泥や砂が住民を苦しめるなど新たな課題が出てきています。

輪島市門前町では公民館や仮設住宅周辺に流れ込んだ土砂の撤去作業が進められました。

ボランティアで駆けつけたのは、地元門前高校の野球部員45人で、日頃の練習で鍛えたパワーと体力で次々と土砂を撤去し、土砂は全て片付けられました。

■浦上公民館 喜田充館長
「高校生の若い力そしてご協力いただいた方に感謝・・・あたりを」

一方で泥が乾いた際にできる砂が目や喉に入りこみ痛みを訴える住民もいて、引き続き注意が必要です。

住宅4棟が流され、いまも2人が安否不明となっている輪島市の塚田川では、きょうも捜索が続いていますが、2人の発見には至っていません。

また、輪島市皆月の海岸で発見された遺体の身元は、安否不明だった中村菊枝さん(75)と確認されました。

奥能登豪雨ではこれまでに死者13人、行方・安否不明者は4人となっています。

最終更新日:2024年9月29日 19:37