梅雨を前に土砂災害のリスクを検討 能登半島地震の「土砂ダム」
能登半島地震で多数確認された「土砂ダム」について梅雨を前に土砂災害のリスクと対策を検討する委員会が開かれました。
元日の能登半島地震では輪島市や珠洲市などを流れる6つの河川で土砂が川をせき止める「土砂ダム」が合わせて14か所で確認されています。
国交省ではこのうち、対策が困難な3つの河川についてことし2月から専門家を交えて今後の対策などについて検討を進めてきました。
元日の能登半島地震では輪島市や珠洲市などを流れる6つの河川で土砂が川をせき止める「土砂ダム」が合わせて14か所で確認されています。
国交省ではこのうち、対策が困難な3つの河川についてことし2月から専門家を交えて今後の対策などについて検討を進めてきました。
委員会では航空撮影やGPSなどによる計測の結果、地震の後これまでに顕著な土砂の移動や変化はみられていないことが確認されました。
一方、上流にため池が生じている輪島市市ノ瀬地区の紅葉川について国交省は5月末をめどに仮設水路を整備することを報告しました。
委員会では28日に輪島市の3か所での現地視察を行う予定です。