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隆起した港をどう復旧するのか 輪島市で検討会開催

2024年5月24日 19:45
隆起した港をどう復旧するのか 輪島市で検討会開催
能登半島地震で大きな被害を受けた輪島港の復旧・復興に向け、地元の漁業関係者や専門家らによる検討が24日から始まりました。輪島港は元日の地震で海底の地盤が最大2メートル隆起。出港や水揚げが出来ず、関連施設も被害を受けたため、いまだに再開も見通せない状況です。


こうした中、24日輪島市役所には地元の漁業関係者や専門家ら13人が集まり、輪島港の復旧・復興プラン検討会を開催。被害の状況や課題について情報共有がされたほか、場所を変えることなく、元の場所で再建する方針が確認されました。

輪島港復旧・復興プラン 楳田真也 座長:
「生業再建を最優先事項として、現位置にて、これまで使っていた漁港の施設、現位置において段階的に効率的な復旧を目指すと」

検討会では6月中には短期の復旧方針を固め、今年度中には中長期の復興プランを取りまとめたいとしています。

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