2次避難している被災者を対象に、今後の住まいなどに関する相談会が金沢市で開かれました。

NNN取材団 樋口淳哉 :
「会場には朝から朝から多くの人が訪れ、相談会は30分前倒しで始まりました」

きょう行われた相談会には輪島市や珠洲市などからホテルや旅館に2次避難している人たちが参加していました。

2次避難をめぐっては、来月16日に予定されている北陸新幹線、金沢―敦賀間の開業など観光への影響も考慮して、多くのホテルや旅館で3月中の受け入れ期限が設定されています。

県は被災者に対し、2時避難所を出た後の公営住宅やみなし仮設住宅などへの入居を説明しました。

七尾市→金沢市に避難した岡本敏憲さん:
「3月6日までに結論出さないと住むところがなくなる」
「自分でお金をはらって毎日ホテルというわけにもいかないし」
「不安だけどあきらめた」

この相談会は、きょう午後5時まで行われています。