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能登半島「地震活動依然活発な状態続く」政府地震調査委員会

2024年4月10日 18:27
能登半島「地震活動依然活発な状態続く」政府地震調査委員会
能登半島地震」は発生から3か月あまりが経過しましたが、政府の地震調査委員会は依然として地震活動は活発な状態だとしています。

気象庁によりますと、能登地方とその周辺では、今年1月1日以降、きのうの午前8時までに震度1以上を観測した地震が1784回発生しています。
月別にみると1月は1558回と最も多く、2月は144回、3月は70回と回数は減ってきています。

しかし元日の地震発生以前に能登地方で震度1以上の地震が発生した回数は1か月間に10回程度。
多い時でも20回程度でした。

こうした事から、きのうの調査委員会の定例の会合では、依然として地震活動が活発な状態であると評価しました。

地震調査委員会・平田 直 委員長:
「直前の状態に比べてもまだやや多いというところがあります」
「全体的に減って落ち着いてきているように見えても しばらくしてやや大きめの地震が起きる例がこれまでもあるので引き続き注意していただきたい」

これまでの地震活動と地殻変動の状況を踏まえて、今後も強い揺れや津波を伴う地震が発生する可能性があるとしています。