続く避難所生活に「暖房含めしっかり留意して年越を」 地震1年を前に輪島市長が会見
能登半島地震の発生から間もなく1年が経つのを前に、輪島市の坂口市長が25日、会見を開きました。
輪島市では元日の能登半島地震、その後、9月に発生した豪雨災害によって、災害関連死80人を含む192人が亡くなり、いまだ2人の行方が分かっていません。
25日の会見で、輪島市の坂口茂市長は「日々、多くの課題と向き合いながら刻々と状況がかわる中、決断を迫られる日々が続いた」とこの1年を振り返りました。
輪島市・坂口 茂 市長:
「多くの方々がこの避難所で年を越されるということが現実的にありますので、ここの部分はやっぱり暖房の部分も含めて生活環境ですね、避難所の環境をですね、しっかりと留意をして年を越していただきたいというふうに考えております」
また、豪雨災害で浸水した市内の仮設住宅では修復工事が終わり、26日から再び、入居が可能となることを明かしました。
輪島市では、25日の時点で286人が避難生活を続けています。
最終更新日:2024年12月26日 11:00