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輪島市で罹災証明の申請受付 輪島朝市では建物の調査始まる

2024年1月19日 22:12
輪島市で罹災証明の申請受付 輪島朝市では建物の調査始まる

(輪島市役所)
輪島市では19日から罹災証明の申請受付が始まりました。

住民(写真見せてながら)「自宅は燃えてありません」「これが第一歩だと思います」

市では朝市通りの大規模火災で焼失した建物およそ200棟に対しては、被害が明らかだとして罹災証明を即日で交付しました。

(現地調査)
その朝市通りの周辺では。

KTK竹背 達也 「午前10時過ぎです。輪島市の職員により被災した建物の調査が始まりました」

職員らが建物の傾き具合やひび割れなどを調査し、被害の階級を振り分けていました。

輪島市環境対策課 谷内 正和 係長「予想以上のダメージを受けているなという印象です」「罹災証明は生活復興に向けての第一弾になりますので、全力を挙げて一日も早くできる限りの力を尽くして罹災証明の発行に向けていきたい」

輪島市では住宅およそ1万2000棟、倉庫などおよそ1万8000棟を調査の対象としていて、2か月程度かかる見込みとしています。

また、県の最新のまとめでは県内の住宅被害は浸水被害も含め、2万9896棟に上っています。

そして、能登地方では、20日昼すぎから雨が降り出し、日曜日は、雨の量が多くなる可能性があります。
土砂災害に注意が必要です。

また、来週火曜日からは強い寒気と冬型の気圧配置の影響で、雪の量が多くなる可能性があります。
雪の重みによる損傷した建物の倒壊などにはご注意ください。

来週水曜日頃は真冬の寒さが予想されています。
健康には十分お気を付けください。