被災地は3日連続の雨の中…奥能登豪雨で浸水した住宅の”被害認定調査”が開始
輪島市では、2日の降り始めから多いところで90ミリ近い雨が降っています。地震や豪雨により地盤がゆるんでいる場所もあり気象台では土砂災害に注意・警戒するよう呼びかけています。
こうした中、輪島市や珠洲市では奥能登豪雨で被害を受けた住宅の被害認定調査が始まりました。
輪島市河井町では浸水の被害に遭った住宅を職員が訪問。建物に入ってきた水の高さはおよそ140センチに上っていたことが分かりました。
住人:
「1階はすべて全滅やね。あった荷物もすべてだめだしね。まだ地震と違って、水災はまったくあれでしょ、支援とかそういうのあんまり決まってないからね」
豪雨で浸水した地区の建物の状況を確認し、り災証明書の発行に備えるということです。
輪島市市民生活部・池腰博之 部長:
「できるだけ迅速に調査を進めさせていただいて、すみやかに結果を届け、支援に繋げていただければと思っております」
輪島市と珠洲市では浸水の被害を受けた建物だけであわせて3000棟程度あると見込んでおり、3週間ほどで1次調査を終えたいとしています。