能登豪雨 住宅4棟が流された輪島市久手川町で女性の遺体発見
石川県能登半島を襲った記録的な豪雨で、住宅4棟が流された輪島市久手川町で、女性の遺体が見つかりました。
中継です。
遺体が見つかった現場の近くにいます。現在も茶色く濁った水が大きな音をたてて流れています。
先週土曜日の豪雨で、住宅4棟が流されました。
きょうも朝早くから自衛隊、警察、消防による捜索が続いていましたが、午前9時すぎ、1メートルほどの深さの土砂の中から、女性の遺体が見つかりました。
輪島市久手川町では、住宅4棟が流され、これまでに男性1人の遺体が見つかり、3人の安否が分からなくなっていました。安否が分からなくなっているのは中学3年生の喜三翼音さん、前川政二さん、井角祐子さんの3人で、遺体は喜三さんと井角さんのいずれかとみられます。
一方、大規模な土砂崩れが起きた珠洲市の大谷地区では、24日、土砂の中から女性の遺体が見つかり、安否が分からなくなっていた貞廣一枝さんと確認されました。これで、豪雨による死者は9人になりました。
24日で、生存率が急激に低下するとされる72時間を過ぎましたが、いまだ安否がわからない人が残っていて、懸命の捜索が続いています。
以上、中継でした。