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急増する特殊・SNS型詐欺被害 「ストップ詐欺」で石川県警と金融機関などが対策会議

2025年2月28日 18:58
急増する特殊・SNS型詐欺被害 「ストップ詐欺」で石川県警と金融機関などが対策会議
石川県内での特殊詐欺とSNS型詐欺の被害額は、去年1年間で15億円を超えています。こうした被害に歯止めをかけようと、石川県警が金融機関などと対策会議を開きました。

28日の対策会議には金融機関やコンビニエンスストアのほか、新たに証券会社の関係者が参加。石川県警の大嶌正洋本部長が「詐欺対策を進化させ、1件でも多く被害を阻止していきたい」とあいさつしました。

去年1年間の被害額は、特殊詐欺が約3億2000万円。SNS型投資・ロマンス詐欺では約11億9700万円で、前年の6倍以上に急増しています。

会議では、最近の手口のほか、関係機関が異変に気付き、警察に通報したことで犯人の検挙につながった事例なども紹介されました。

石川県警本部生活安全企画課・冬至 康人 次席:
「これまで会ったことない人の投資話、お金の話、まずこれを疑っていただく。もしかしたら自分は被害にあっているかもしれないと客観的にみて、冷静になって警察家族に相談していただきたい」

警察によりますと、金融機関などの対応により去年1年間で2億円を超える被害を防いだということです。

最終更新日:2025年2月28日 18:58