能登半島地震 一時孤立の輪島市南志見地区 きょうから木造仮設住宅への入居開始
県内で初めて輪島市に完成した長屋型の木造仮設住宅への入居がきょうから始まりました。
輪島市の南志見地区には、県内で初めて、長屋型の木造仮設住宅が完成していて、プレハブ型の仮設住宅とは異なり、使用期限の2年が過ぎた後も希望をすれば、恒久的に住み続けることができます。
きょうから入居する住民に鍵が渡されました。
金沢市内の避難所から地元に帰ってきたこちらの女性は、さっそく部屋の中を見て回りました。
「水出るかね?わ、水出た!あー嬉しい水が出た!」
「きれいなところに住めてよかったです」
「ありがたいです」
「ずいぶん待ちかねました。長い間、避難所生活大変でしたので少し楽に過ごせそうです」
こちらの木造仮設住宅は100戸用意されましたが、南志見地区では希望していても、まだ仮設住宅への入居が決まっていない人もいるということです。