避難所で「フレイル」予防の健康教室 化粧で笑顔を取り戻して…
地震の被災者を対象に、加齢により心身が衰えた状態になる「フレイル」を防ぐための健康教室が、きょう金沢市内の避難所で開かれました。
この健康教室は、化粧品メーカーの資生堂ジャパンが避難生活が長期化する被災者に「化粧」を通じて笑顔と社会参加への意欲を高めてもらおうと開いたものです。
きょうは、輪島市からの避難者8人が参加し、免疫力アップなどの効果があるという唾液がでてくるスキンケアを体験したほか、若々しく見える眉の描き方や、口紅の塗り方を教わっていました。
避難者は…
「4か月ぶりに化粧しました。こんなマッサージの仕方知らなかったし、覚えられたし顔ピカピカになりました」
主催者は、今後、能登の仮設住宅などでも健康教室を開催していきたいとしています。