地震から4か月 馳知事が金沢の避難所訪問 避難者からの切実な訴えに…
地震の避難所生活が長期化する中、馳知事はきょう金沢などに設置されている避難所を訪れ現状を確認しました。
石川県によりますと県内外にはきのう時点で286か所で避難所が設置されていて、およそ4600人あまりがいまも避難生活を続けています。
元日の地震から4か月となるなか、今の状況を確認しようと馳知事はきょう金沢市や野々市市の避難所を訪問。
このうち額谷ふれあい体育館では、輪島からの避難者が馳知事に対し、水道の復旧について「住宅内の配管が壊れていて自宅で生活できるのか」など不安を語っていました。
馳知事:
「地元の配管業者、水道業者足りません。足りないんだったら他の市町から来てもらうしかありません」
「ほかの市町から来たら(宿泊費などの)かかり増し経費が必要です」
「県でかかり増し経費を負担軽減してあげられないかと県庁内で検討したい」
珠洲市や輪島市、能登町では、通水エリアが拡大しているものの依然3700戸あまりで断水が続いています。