金沢21世紀美術館 約1か月ぶりに開館 ガラス板落下などが被害…修復を進め一部営業再開へ
地震による被害が確認され臨時休館していた金沢21世紀美術館が、6日、一部ながらおよそ1か月ぶりに開館しました。
金沢21世紀美術館では元日の地震発生後天井のガラス板が落下するなどの被害が確認され臨時休館していました。
その後、点検、修復を進め、無料で入れる「交流ゾーン」については、ほとんどの箇所で安全が確認できたとしてきょうから営業を再開しました。
およそ1か月ぶり。
一部再開という形ですがさっそく来館者が足を運んでいました。
金沢21世紀美術館・落合博晃 広報課長
「今でも金沢、石川県はつらい思いをしてる方たくさんいらっしゃいますけども、ひとつずつ1歩ずつ前に進んでいきたいと思っています。気分転換にお越しになったりアートの感性楽しみにお越しになったり、21世紀美術館を改めて皆さんで楽しんでいただければと思います」
7日からは美大生による卒業制作展が開催される予定で、有料の区画についても修復を進めて全館オープンを目指すということです。