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“地震や豪雨”の影響 能登産材の年間収穫量が半減 金沢で2年ぶりに木材の初市

2025年1月15日 18:48
“地震や豪雨”の影響 能登産材の年間収穫量が半減 金沢で2年ぶりに木材の初市

金沢市内で15日、石川県産木材の初市が開かれ、能登ヒバやヒノキなど約2300本が競りにかけられました。

去年は震災の影響で開催されなかった石川県産材の初市。

ことしはスギや能登ヒバ、ヒノキなど約2300本の木材が競りにかけられました。

能登では、地震や豪雨の影響で木材を収穫するための林道の多くが被害を受け、去年の収穫量は例年の半分ほどとなり、県全体で見ても例年の6割から7割ほどの収穫にとどまりました。

石川県森林組合連合会・橘 順吉 代表理事専務:
「やっぱり震災の影響ということで、山のほうの被害は相当大きいです。林業に携わる者としてはなるべく高く買って欲しいというのが本心で、県内で育った木を県内の製材業者さんが地元で使っていただいて、我々の林業を応援していただけると大変ありがたいなという風に感じております」

ことしからは林道の再生が徐々にはじまっていくため、石川県森林組合連合会では、能登での木材の収穫も増加に転じると見込んでいます。

最終更新日:2025年1月15日 18:48