暴力行為の自衛官に停職処分 訓練中に複数人の部下を殴打 陸上自衛隊金沢駐屯地
陸上自衛隊 金沢駐屯地の40代の男性隊員が訓練中、複数の部下の隊員に暴行したとして懲戒処分を受けました。
懲戒処分を受けたのは、第14普通科連隊の40代の男性1等陸尉です。
金沢駐屯地によりますと、2022年12月頃から2023年7月頃までの間、訓練中に複数の部下に対し、ヘルメットのうえや防弾チョッキのうえから素手で叩くなどの暴行を加えたということです。
年に1回、駐屯地で行っている全ての隊員を対象としたアンケートで発覚しました。
隊員にけがはありませんでしたが、自衛官としての職務上の義務違反にあたるとしてきょう付けで停職5日の懲戒処分としました。
田村秀樹 連隊長は「隊員がこのような規律違反を起こし誠に遺憾であり、再発防止に最善を尽くす」とコメントしています。