復旧・復興へのあしがかりに のと鉄道が全線で運行を再開
能登半島地震で被災し、一部区間で運休が続いていたのと鉄道の復旧が進み、全線で運行を再開しました。
6日に運行を再開したのはのと鉄道の穴水駅・能登中島駅の区間です
元日の地震でレールが破断し、ホームの至る所には亀裂がありましたが、復旧を進めきょうの再開にこぎつけました。
「がんばろう能登」のヘッドマークを掲げた一番列車が6時12分に出発しました。
■出発の様子「出発進行」
2月15日から再開した区間と合わせて、これで、七尾から穴水までのすべての区間が復旧しました、
■高校生「なんか日常戻ってきたなって感じでうれしいです」
■のと鉄道中田哲也 社長「列車を走らせるこの風景こそが、日常を取り戻していくそうした光になれば」
当面は、地震前に比べて本数が少ない1日14往復の臨時ダイヤとなり、のと鉄道では、夏ごろには通常ダイヤに戻したいとしています。
今回の全線開通が復旧・復興への足がかりになればと、大きな期待が寄せられています。