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「復旧・復興へ迅速な予算執行を」石川県議会の当初予算案可決

2024年3月11日 18:45
「復旧・復興へ迅速な予算執行を」石川県議会の当初予算案可決
能登半島地震の被災者の生活再建支援などを柱とする県の新年度当初予算案がきょう、議会で可決されました。
馳知事は「復旧・復興に向け迅速に予算を執行していく」と力を込めました。

県議会、閉会日のきょう。

「黙とう」

議場では、冒頭、13年前の東日本大震災での犠牲者に向け黙とうが捧げられました。
そして、能登半島地震からの復旧・復興に向けた財政措置を盛り込んだ過去最大規模となる1兆1000億円あまりの新年度当初予算案が賛成多数で可決されました。

地震対応にかかる費用は3つの補正予算を含めて7830億円あまり。
被災者の生活再建やなりわいの再建などを柱に「創造的復興」に向けた取り組みを進めます。

馳知事:
「復旧・復興対策、この予算をしっかりと迅速に執行していく」
「議論がしっかり、議会においてなされたと思います。」

一方、あすから石川でも予約の受け付けが始まる「北陸応援割」について、馳知事は。

馳知事:
「逆境にはありますけれども(新幹線延伸開業の)3・16の反転攻勢に向けて観光産業の関係者だけでなく県の産業界も上げて我々も頑張っていかなければならない。みんなで頑張って能登を応援しようというふうにつなげていきたいと思います」

また、きょうは議長の選挙も行われ106代議長に能美市能美郡選挙区選出で4期目の 善田 善彦氏に決まりました。
テレビ金沢
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