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仮設住宅への入居始まる 珠洲市、40世帯102人 地震発生から40日目 市は建設用地の確保を急ぐ

2024年2月9日 11:57
仮設住宅への入居始まる 珠洲市、40世帯102人 地震発生から40日目 市は建設用地の確保を急ぐ
能登半島地震の発生から40日目。石川県珠洲市では9日、正院小学校のグラウンドに完成した仮設住宅への入居が始まりました。

入居者は高齢者などを優先し、珠洲市が選定した40世帯102人で、朝早くから荷物を運び入れる姿が見られました。

仮設住宅の敷地内には浄化槽が設けられていて、トイレや浴室などで水が利用出来るほか、飲み水としても利用出来ます。また、冷蔵庫や洗濯機のほか、エアコンなどの暖房器具も備え付けられています。

仮設住宅に入居する人
「思ったより広いし、良かった。(中に)入っただけで暖かい」
「今まで全然水も出なかったから。(ここは)お湯が出るから。(毎日お風呂に入れて)うれしい」

珠洲市では、仮設住宅への入居申し込みはおよそ1700件あるものの、着工されているのは市内6か所、456戸に留まっていて、市は「建設用地の確保を急ぎたい」としています。