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2007年の大地震から17年 被害が大きかった輪島市門前町では追悼式とりやめ

2024年3月25日 11:56
2007年の大地震から17年 被害が大きかった輪島市門前町では追悼式とりやめ
2007年の能登半島地震からきょうで17年です。被害が大きかった輪島市門前町では、元日の地震を受け、毎年開催していた追悼式をとりやめました。

17年前のきょう、最大震度6強を観測した能登半島地震では、輪島市で1人が亡くなったほか、300人以上が重軽傷を負い、住宅およそ2400棟が全半壊しました。
輪島市門前町の総持寺通りでは、2011年から毎年、追悼式典が行われていましたが、ことしは、元日の地震の影響を受け、開催しないことを決めました。

総持寺通り協同組合・五十嵐義憲 副理事:
「(やることも)全然考えてなかった無理だろうと思ってたから」
「集まってなにかをすることが目的じゃないんで、やっぱり年に1ぺんくらい災害のこと考えましょうってことなんで」

元日の地震からはまもなく3か月を迎えますが、門前町では断水が続く家も多く、商店街に40ほどある店のうち、まだ5店舗ほどしか再開できていないということです。

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