3連休初日 石川県内各地でボランティア活動 愛知からボランティアに来た中学生に密着
3連休初日の10日、各地でボランティア活動が行われました。
七尾市・能登島では県外の中学生の姿もありました。
■青木耕太郎さん「このタオルはいらない?」
七尾市の能登島でボランティア作業を行う中学3年生の青木耕太郎さん。
「人の助けになるなら」と初めてボランティア活動に参加しました。
青木さんは9日夜、中学生から大人まで45人の参加者とともにバスで、名古屋市を出発。
午前6時半、一行はおよそ8時間をかけて能登島・野崎町に到着しました。
活動を主催するNPO法人「愛知ボランティアセンター」は、2011年の東日本大震災をきっかけに発足した団体で、学生や仕事をしている人が参加しやすいようにと、週末に活動しています。
初日は事前に要望のあった家屋の片づけなどを手伝いました。
青木さんは、片付けだけではなく、地元の人たちとの会話も大切にしたいと活動に励みました。
■青木耕太郎さん「やっぱり少しでも元気にしたいという思いがあるので積極的に話すようにしている」
各地でボランティアが徐々に活動を始め、被災した人たちの心の支えにもなっています。
■地元の人「本当に安心してお任せできる方が来てくださって本当にありがたいと思って感謝しています」
■地元の人「うれしいです。ありがたく涙流しています。頼もしいですね」
青木さんたちは午後3時まで活動した後、名古屋市に戻り、11日はまた別の参加者たちが訪れます。
この団体は、地元の人たちが1日も早く日常を取り戻すことができるよう、今後も継続的にこの地区で活動することにしています。