金沢などで猛暑日となった7日。津幡町は、大の里関の快挙をお祝いしようという人たちが集まり、熱気がみなぎっていました。

訪れた人
「大きな声を出して顔を見てもらいます」
（Qなんて声かけるんですか？）
「大の里ー！って」

中には、こんなTシャツを着て訪れた人も…

親子
「自分で作りました。若いときから入門する前から応援してます」
「優勝目指して頑張ってください～」

一方、地元の飲食店を訪れると。大の里関のサインに…タオル。店内には大の里グッズが飾られていました。こちらの店舗は去年オープンしましたが、系列店には、大の里関が大学生の時に訪れていたそうです。

大衆酒場きんぼし・洞庭愛 店長
「体はすごい大きいけど優しそうでおおらかないつもニコニコしているイメージがあります」
またいキッチン・洞庭享平さん
「さわやかな子で人当りもよくすごい好印象でした」

当時、大の里関がよく食べていたというのが…

またいキッチン（系列店）・洞庭享平さん
「ペラペラの生地にリンゴをのせて焼いたピザになるんですけど絶賛していただいて来るたび食べていましたね。久々に顔を見たいのと、これからも頑張ってねという意味を込めて（パレードに）応援に行きたいと思います」
パレード開始まであと少し。

大野裕輝 記者
「こちらの沿道でもすでに多くの方が暑さ対策をしながら大の里関の到着を待ちわびています」

そして…

市川栞キャスター
「今大の里関の姿が見えました。訪れたたくさんの人から大きな拍手と歓声が上がっています」

師匠の二所ノ関親方とともにオープンカーに乗り、笑顔で手を振りながら、およそ1キロの距離を、ゆっくり進んでいきます。

そして大の里関がいよいよ、洞庭さんたちの前に姿を見せます。

またいキッチン・洞庭享平さん
「覚えててくれてうれしいです。顔つき変わりました」

（Qどんな風に？）
「きりっとしてました。まげを結っているのでお相撲さんになったなと…風格が違います。頑張ってほしいです。これからも」

テレビ金沢の大野記者も、大の里関に声援を送りました。

大野裕輝 記者
「大の里関！大の里関！私の名字も大野っていいます。幕内優勝おめでとうございます」

笑顔で応えてくれました。

訪れた人
「すごく大きくてかわいくてすごい見られて光栄です。震災もあって暗い雰囲気だったのが明るくなってすごくいいと思います」
「笑顔で素敵でした」
「大の里がんばって」

町によりますと、このパレードの観衆はおよそ2万5000人に上りました。

大の里関
「思い出のある道を優勝パレードで通ることができて本当に感慨深いものがありましたし、びっくりしましたね。」

「こうやってたくさんの方が足を運んでいただきありがとうございます。次はもう一度また、（優勝を）目指して、頑張りたいなと思いますので、名古屋場所、応援のほどよろしくお願いします。きょうはありがとうございました」

地元から大きなパワーを受け取った、大の里関。大相撲名古屋場所は、今月14日から始まります。