夏の甲子園開幕 入場行進は能登半島地震で被災の穴水高主将が先導
夏の全国高校野球選手権大会は、甲子園球場で開会式が行われました。
穴水高校の主将が代表49校の先導役を務め、石川代表の小松大谷高校も堂々と行進しました。
ことしで106回を迎えた夏の甲子園には、全国47都道府県から代表49校が出場します。
「石川代表、小松大谷高校」
3年ぶり3回目の出場となる石川代表の小松大谷ナインも力強く行進しました。
また、開会式では、能登半島地震の被災者に明るい話題を届けようと、穴水高校野球部主将の東野魁仁さんが先導役を務めました。
東野さん自身も被災し、仮設住宅で避難生活を続けています。
穴水高校野球部・東野魁仁 主将
「被災して大変だったんですけど、こんな機会をくれてうれしく思って堂々と行進できました」
「元気と勇気と感動をあたえられるような行進をしました」
大会は、17日間の日程で行われ、小松大谷は、大会2日目の8日、大分代表の明豊との初戦を迎えます。