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女子バスケ日本代表 赤穂ひまわり選手は超インドア派? 東京五輪銀の次の目標は…

2024年2月20日 11:07
女子バスケ日本代表 赤穂ひまわり選手は超インドア派? 東京五輪銀の次の目標は…

2021年。

東京オリンピックで女子日本代表初のメダル獲得に貢献した七尾市出身の赤穂ひまわり選手。
所属チームでもキャプテンを務めるなど女子バスケ界に欠かせない存在です。

市川栞アナウンサー:
「日本代表の主力として活躍しているが、自身の変化は何か感じた?」

赤穂ひまわり選手:
「ここ数年そうやってやらせてもらってて、結構責任も負わなきゃいけない立場になってきているので、そこのところは覚悟を持って1年1年やっていかなきゃいけないなとは思っています」


市川:
「一つ大きなきっかけになったのも東京オリンピックでの銀メダル。あの快挙も反響大きかったのでは」
赤穂:
「いつもと比べ物にならない人数に見てもらって、皆さんから声かけてもらったり、反響も大きかったのでそこはすごいターニングポイントじゃないですけど、いつもと違いましたね」

赤穂:
「オリンピックの前と後では全然注目度が違ったので、その後にすぐWリーグも始まったんですけど」
「見に来てくれる方の数も全然違ったのですごいなと」

所属チームのデンソーアイリスには同じく日本代表の髙田 真希選手。
馬瓜エブリン選手ら女子バスケ界を代表する選手が集まっています。
そのデンソーは去年12月のの皇后杯決勝で10連覇中のENWOSに大差をつけて悲願の初優勝!

その快挙を成し遂げたチームで赤穂選手は昨シーズンからキャプテンとして活躍しました!
Wリーグは今のオリンピック最終予選などを挟み、3月にかけて行われますが、赤穂選手はこれまでほとんどの試合でスタメン出場しています。

市川:
「こうやって見てみると23シーズンはまだ(試合数が)半分ぐらいなんですけど、出場時間も長くなってて、アシスト数もかなり増えていますけど、ご自身の成長は感じた?」
赤穂:
「アシストの数は増えているなと思っています」
「オフェンスの起点になることがちょっと今シーズン増えているので、その分(アシストが)増えているのかなと思います」
「でもこのアシスト増えてる分、ミスもちょっと増えてるなという自覚があるので、そこはミスを減らしつつ増やしていけたらいいなと思ってます」
市川:
「それがことしの課題というかポイントになってくるんですね」
赤穂:
「はい」

そんな赤穂選手。
バスケ一家で育ち、チームメイトには2つ年上の姉・さくら選手もいます。
2人はオフも一緒に過ごすことが多いといいますが…。

赤穂さくら選手・ひまわり選手:
「友達いないので」
さくら:
「これどうやって使うんですか!自分いります?(笑)じゃあもっと喋ればよかった~」

そして、この方からも赤穂選手へのメッセージを頂きました。

赤穂雷太選手:
「ひまわりさん、お久しぶりです」

双子の兄・雷太選手!
雷太選手は男子プロバスケリーグB1の秋田ノーザンハピネッツに所属。
去年9月に中国で行われたアジア競技大会では、初めて代表入りを果たし双子そろって日の丸を背負い戦いました。

(Q普段ひまわり選手はどんな人)
赤穂雷太選手:
「静かです。自分が言うのもなんですけどすごい静かですし、めちゃくちゃ人見知りだと思います」
「オフ重なって帰ったら、ひま(赤穂選手)とはよく釣りに行くので仲はいいんですけど、連絡は全然取らないですね」


市川:
「どうです?いろんな裏話的なものもありましたけど」
赤穂ひまわり選手:
「絶対あっちの方が人見知りですよ。あっちの方が喋らないですよ。よく言うよって思って見てました」
市川:
「雷太さんといつもどんなお話をするんですか?」
赤穂:
「雷太と話あんまりしないかもしれないですね。話をしている感じは覚えてないですけど、でも仲はいいと思います」
市川:
「でも一緒に代表入りもしてたじゃないですか?」
赤穂:
「あ、その時だけ喋りました」

本当に仲良し?と思うような内容ですが、家族とは“アレ”で通じ合う仲だといいます。
プロ野球・阪神タイガースの大ファンだという赤穂一家。

市川:
「阪神がすごく好きという話を聞いて」
赤穂:
「好きですね」

市川:
「AREやりましたね阪神」
赤穂:
「すごいめっちゃ盛り上がりましたし、嬉しかったですね」
「日本シリーズ自体が面白すぎませんでした?」「めちゃくちゃ面白かった」

スポーツ大好きな赤穂選手にはこんな趣味も…
赤穂:
「小学校の時はすごいアウトドアだったんですけど、今めっちゃインドアなんで、基本部屋にいるんで」
「ゲームにその時間を割くか、アニメ見るのに割くか、マンガ読むのに割くか本とか読んだりするのに、なにで、もし今からじゃあ1週間外出るなって言われても全然行けます」

超インドアだという赤穂選手ですが、コートの上では人一番躍動する日本代表のエースです。

赤穂:
「東京でいい結果、銀メダル取れて。でも銀メダルだったのでもっと楽しんでプレーしていい結果残せたらいいなとは思います」
「あの時の目標も金メダルでしたし、そこには届いていないので。目標を達成できてない分、まだやることはあるなと思っています」

熱い思いを秘めた赤穂選手。
最後にことしの目標を書いていただきました。

赤穂:
「日々成長していけるように頑張りたいと思います」
「成長止まったらそこで終わりなのかなと思っているので、しっかりちょっとずつでも成長していけるように頑張っていきたいなと思っています」