平安時代の宮中行事を再現した「曲水の宴」が、2日太宰府天満宮で開かれました。
「曲水の宴」は、上流から流れてくる杯が自分の前を通り過ぎるまでに和歌を詠む、平安時代の貴族の遊びです。
太宰府天満宮では、詩歌の名手だった菅原道真公をしのんで、毎年この時期に開かれています。
2日は、十二単など平安装束に身を包んだ12人が境内の小川のほとりに座り、短冊に和歌をしたためました。
あいにくの空模様のなか、会場にはおよそ1500人が訪れ、みやびな時代絵巻を楽しんでいました。