パリオリンピックまで3か月を切る中、水球日本代表に鹿児島市出身の荻原 大地選手が選ばれました。荻原 選手はKYTの取材に「出たら点を取ってやろうと思っている」、「自分のプレーを思い切りしたい」と力強く意気込みました。

（パリ五輪 水球男子 日本代表　荻原大地 選手（21））
「選ばれる自信はあったので安心というか、ああよかったなという気持ちでいっぱい」

　パリオリンピックに臨む水球の日本代表に選ばれたのは、鹿児島市出身で日本体育大学キャプテンの荻原 大地 選手(21)です。荻原 選手はフォワードのポジションで、代表選手の中でも瞬発力やシュート力には自信を持っています。

　荻原 選手が幼い頃から中学時代まで所属したスイミングスクールには早速、横断幕が掲げられました。関係者は当時から「日本トップレベルの選手になると思っていた」と話します。

（原田学園スイミングスクール・牧 将太郎 水球担当部長）
「粘り強いのと、スピードが速い。 シュートをめちゃくちゃ打つ。 すごい選手でしたね。鹿児島を背負って、楽しく、自分の素晴らしいプレーを世界に知らしめてほしい」

　鹿児島南高校では下級生の時に日本一を経験したものの、新型コロナの影響で3年の時のインターハイは中止、“かごしま国体”も延期となりました。

（パリ五輪 水球男子 日本代表　荻原大地 選手（21））
「残念だったけど、とにかく自分はひたすら追い込んで大学に行っても活躍できるように頑張れ るように。意外と冷静に頑張れていた」

　その後、大学2年で初めて日本代表に選ばれると、去年のアジア大会で日本の53年ぶりの優勝に貢献しました。

　初のオリンピック、目標はー。

（パリ五輪 水球男子 日本代表　荻原大地 選手（21））
「出たら点を取ってやろうと思っているし、カウンターも行きまくって日本のチームに少しでも 貢献できれば。自分のプレーを思い切りするので応援お願いし ます！」

　ゆくゆくは海外でのプレーを見据える荻原選手、パリでの大暴れに期待です！