枕崎市では書道部の高校生が小学生向けの書道教室を開きました。

　地域の小学生の夏休みの宿題を手伝おうと枕崎高校で初めて開かれた書道教室。先生は、書道部に所属する1年生と3年生の2人です。小学生27人が参加し書道コンクールなどに提出する作品を書きました。美しく仕上げるには字の形はもちろん筆づかいや書く場所、字の大きさもポイントだそう。子ども達は肘を上げて筆をまっすぐ立てることなどアドバイスをもらいながら集中して取り組んでいました。

（参加した小学生）
「筆の持ち方を上向きにするとか上手になるコツを教えてくれた」
「いつもは細く書いてたけど太く書くってことが分かって良かった」

（枕崎高校書道部　茅野莉愛さん）
「言ったことをちゃんと取り入れようとしてくれて教え甲斐があった」
（枕崎高校書道部　小城紫衣菜さん）
「楽しく宿題を終わらせるというのが目標だったけど、想像したより積極的に取り組んでくれて教えたところはすぐ改善してくれて吸収が早くてびっくりした」

　高校生の先輩のおかげで立派な作品が仕上がったようです。