石破首相は衆議院選挙の候補者の応援のため、鹿児島を訪れ、「地方から新しい日本を作りたい」と訴えました。

　石破首相は衆議院選挙の候補者の応援のため、県内3か所で演説を行いました。

　自民党本部に火炎瓶のようなものが投げ込まれ首相官邸に軽自動車が突入しようとした事件に触れ、「民主主義が暴力に屈することがあっては絶対にならない」と強調しました。「政治とカネ」の問題について、「最後の責任は総裁の私が負うべきもの。二度とこのようなことは起こさない」と謝罪。もう一度信頼される政治を鹿児島から、地方からつくりたいと訴えました。

（石破茂首相）
「災害に強い日本の国をこの鹿児島からつくります。1人1人が笑顔で暮らせる国をこの鹿児島からつくります。地方からから新しい日本を、この鹿児島からつくります」

　また、「国民の生活を守るため、物価上昇に負けない賃金上昇を必ず実現する」などと述べました。